【スポーツをしていてもマウスピース矯正はできますか? 】

 

 

 

 

 

 


スポーツをしていてもマウスピース矯正はできますか? 

結論→スポーツをしていてもマウスピース矯正は可能です。

 

今回は、”マウスピース矯正の特徴”からスポーツをする際に装着する”スポーツマウスピース”のこと、スポーツをしていてもなぜマウスピース矯正が可能なのかに関して、詳しく解説をいたします。

 

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを交換しながら少しずつ歯を動かしていく矯正治療です。

矯正治療をしていることが周りに知られたくない、目立ちたくないという人にオススメな矯正治療がマウスピース矯正です。

 

マウスピース矯正のメリット

・透明で目立たない

・食事の時に取り外せる

・歯磨きの際に取り外せる

・ワイヤー矯正に比べると痛みが少ない(個人差あり)

 

マウスピース矯正のデメリット

・マウスピースの交換は自分で管理する必要がある

・食事が終わった後必ず歯磨きをしてからマウスピースを戻さなくてはいけない

・歯並びの状況により、マウスピース矯正が対応できないこともある

 

 

スポーツマウスピースとは

スポーツマウスピースは、運動をしている時につけている歯を保護するためのマウスピースです。

競技によって、マウスピースの厚みや形状は異なりますが、激しいスポーツや競技になれば、マウスピースの素材も強くなり、厚みも増します。

 

スポーツマウスピースのメリット

・歯を守ってくれる

・色々な色、デザインがある

・集中力が高まる

・思い切りプレーできる

 

スポーツマウスピースのデメリット

・競技によっては大きくて目立つ仕様

・マウスピースに異物感を感じる人もいる

・矯正治療や治療で歯並びが変わったら作り直す必要がある

・自費診療なので費用が高価

 

 

スポーツマウスピースの効果

・心理的な安心感

マウスピースが入っているという心理的な安心感により、思い切ったプレーをすることが出来ます。ぶつかるかもしれない、歯が折れたらどうしようと思ってするプレーより、歯が守られている安心感があることで、より積極的に楽しくスポーツに取り組むことが出来ると言われています。

 

・脳震盪の予防

格闘技などでは脳震盪の予防ができると言われています。殴打された時の衝撃が顎の骨に加わり、歯や顎の骨が折れることを防ぐだけではなく、お口の大きな範囲が保護され、噛み締めていることによって、脳に加わる大きな振動のダメージも低下させることが可能だと言われています。

 

・歯、歯槽骨(顎の骨)、粘膜の損傷予防

自分の歯の尖った部分で頬の粘膜や舌、唇の粘膜を傷つけてしまうことを防ぐ事が可能です。

 

・瞬発力の増加

スポーツマウスピースが入っていることで、集中力が増し、瞬発力が上がると言われています。

 

・噛むことによる力の分散、リラックス効果

マウスピースを噛むことが出来るので、力が分散されてリラックス効果が生じることがわかっています。

 

スポーツマウスピースを装着することで、このような効果が挙げられました。

歯だけではなく、相手や物とぶつかった時に自身の歯が鋭利なものになり、歯の先端で自分を傷つけてしまう恐れがあります。ですが、スポーツマウスピースを入れることで、マウスピースに衝撃が吸収されるので、守られるのです。

 

 

スポーツしていてもマウスピース矯正が平気なのはどうして?

これには、矯正装置の違いに大きな差があります。

通常の矯正治療では、ワイヤー矯正と言って歯の表面に矯正治療が終わるまでブラケットを装着し、ワイヤーを通すことで矯正治療を行なっています。

その場合には、スポーツの最中にぶつかってしまうことで、軽度の衝突でもお口の中の粘膜を傷つけてしまい、出血を伴う怪我をしやすくなってしまいます。

マウスピース矯正の場合には、スポーツの最中にはマウスピースを取り外す事ができるので、スポーツ用のマウスピースに交換して装着することが可能です。

 

ですが、どんな方法でも矯正治療をしていると少しずつ歯が移動され、マウスピースが合わなくなり、歯並びによってはスポーツマウスピースを何度か作り替えることが必要となります。スポーツマウスピースを製作する際にどのくらいのペースで新しく製作、交換しなければならないのかを確認しておくと良いでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?今回はスポーツをしていてもマウスピース矯正はできますか?について、詳しく解説をいたしました。